相続は争族にならないよう生前に話し合っておきましょう

ゴールデンウィークも残りわずかです。


帰省で実家に帰られた方も多いのではないでしょうか。


私もそうでしたが、相続は心の準備が出来ていないうちに発生したりします。

 

「親はまだ元気そうだから」

「家には相続するほど資産はないし」

「親が生きているうちに相続の話をするのは縁起でもない」


など、できるだけ考えることを先延ばしたりしますが、確実にその時はやって来るのです。


人が亡くなると、通夜、葬儀、初七日法要、四十九日法要と悲しむ間もなく時間は過ぎていき、バタバタと各種手続きに追われることになります。 


そして少し落ち着き、遺品整理を行い始めた頃に、そういえば相続の手続きってどうするんだろう…と気付くことになります。 


故人が知らない間に貯めていた預貯金が発覚し、予期しない争族に発展することも…。


相続が発生した後のことを親族間で話し合い、故人の財産がどこにどのくらいあるのか、相続発生後はその財産を故人はどうしたいのか、を生前に聞いておき、できれば公正証書遺言または自筆遺言という形で残しておくと、争族は避けられるかも知れません。


準確定申告や相続税の申告が必要となる場合もあります。


帰省などで話せる時間を持てるうちに話し合っておくことをお勧めします。


~この記事は、黒猫菩薩のブログ@名古屋の税理士(2022.05.02)と同内容です~

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