ファイナンシャル・プランナーの資格

以前「FPは保険屋なんでしょ?」で書きましたが、FP(ファイナンシャル・プランナー)は誰でも名乗れます。

ただ、名乗れるからと言って、相談者の相談に乗ることができるスキルを持っているとは限りません。

FPには年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続などの幅広い知識が必要で、それら知識を複合的に活用しアドバイスやサポートを顧客に行うことが求められます。

ですから、その知識の裏付けとなる資格の保有の有無は、FPを選ぶうえでのひとつの材料となるわけです。


・「ファイナンシャルプランニング技能士」(国家資格:厚生労働省所管「一般社団法人金融財政事情研究会」)

・「AFP・CFP」(民間資格:「NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」)


今日現在、FP技能士登録は日本全国で1,577,761名(1~3級)、AFP・CFP登録は187,634名存在していますが、実際にFPとして相談者の相談を受けている独立系FPは少なく、多くのFPは本業+FPとして活動しているとみられます。


銀行員、証券会社員、保険外交員、不動産営業社員など様々な場面でお金に関する相談をすることと思います。回答を受けるにあたって、FP資格所有の有無をさりげなく確認してみてはどうでしょう。(FP資格がないからといってその方の金融知識がないという事ではありません)

MIYABIAN FP&TAX Office

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