春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく、山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。
<意味>
春はなんといってもほのぼのと夜が明けるとき(がよい)。だんだんとあたりが白んで、山のすぐ上の空がほんのりと明るくなって、淡い紫に染まった雲が細くたなびいている。
枕草子の一節です。
忙しい日々が続く中、この一節のようにほんのひとときくつろげる時間を感じたいものです。
新年度になり、街にはフレッシュな若者が闊歩しているのを目にすると「社会の荒波に負けないよう頑張れ!」と思ってしまいます。決して無理はせず、ほっとくつろげる時間を持ちましょう!
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