社会保険ってよく聞くけど難しくてよくわからない。生命保険とは違うのかな・・・。
「社会保険」って何だろう?
社会保険とは、全ての国民が加入を義務付けられている公的保険で、憲法に定められた権利を保障するための制度です。国民皆保険制度ともいいます。
具体的には、健康保険、国民年金、厚生年金などがあります。
・健康保険
健康保険とは、日常生活でのけがや病気の治療に対して、その費用の7割を負担する社会保険です。
国民健康保険、健康保険組合(健保組合、共済組合)、協会けんぽの三種類があり、いずれかに加入し、健康保険料を納付しないといけません。
もし加入していないと、健康保険証がもらえず、病院での治療費を全額負担することになります。
・国民年金
年金と聞くと老後のことばかりと考えがちですが、老後の生活を支える年金給付だけでなく、大怪我をして障碍者になったときや、万一死亡したときも年金給付を保障するための社会保険制度です。
原則、20歳以上60歳未満で、日本国内に住所がある者は加入しなければなりません。
・厚生年金
主に会社員や公務員のための年金制度で、保険料は給料から天引きされます。
公務員の場合は共済掛金と呼ばれています。
・労働保険
働いている間のケガや病気による治療費などを保障するための社会保険です。保険料は雇用者(会社、事業主など)が全額負担で、アルバイト中の事故なども保障の対象となります。
国が実施する社会保険には、いろいろな種類があります。
各保険の詳細まで知っておく必要はないかもしれませんが、どんな種類があるという知識は持っておくようにしましょう。
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