世の中には各種様々なセミナーが開かれています。
セミナーとは、あるテーマを設定して、そのテーマに興味がある人を集めて行われるものです。
例えば「インボイス制度導入後の生き残り方」「独立系FPが教える<金融商品の基礎知識>」などと銘打って各種媒体からセミナー情報が発信されています。
セミナーに参加をして自己の知識を増やしたり、既にある知識のブラッシュアップにつながるようなセミナーであれば何も問題はないのですが、「このセミナーは興味があるテーマを取り扱っているみたいだし、参加費無料と書いてあるから参加してみよう!」と参加したところ、強引に会員登録を迫られたとか海外法人が取扱うFX取引に勧誘されたとか、トラブルに巻き込まれることがあるようです。
金融商品取引法では、日本国内で金融商品取引業の登録を行っていない者が、金融商品の勧誘、媒介(仲介)等を業として行うことは禁止されています。
集団投資スキーム持分又は私募債の出資の勧誘、特定のFX業者への誘導及び口座開設の勧誘、投資に関する個別相談などを行うためには日本で金融商品取引業の登録が必要です。
セミナーに参加する前に主催者のホームページで確認したところ、立派なホームページだったから信用できる、というものでもありません。
参加することは決して悪いことではありませんが、参加したセミナーでいろんなあっせんや強引な勧誘を行ってくる場合には注意が必要です。
あなたの参加したそのセミナー。本当に大丈夫ですか?
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